「思い出の一番の保存方法は物語にしてしまうことだ。」 　　 物語の世界は、うそと本当がないまぜになった世界です。 どの部分がうそでどの部分が本当か、それは作家だけのひみつです。 　　 「女はひみつを重ねて大人になっていく」 　　 そういえば、最近、ひみつの話を、誰にもしなくなりました。 　　 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
星みずくは、月の夜の星まみれのみみずくをイメージして名づけました。 「ひみつを打ち明けるかわりに、物語にして、自分で語ってみたいと思ったから」 「お芝居の現場にいて、書いているだけでいるのが、なんだか急につまらなくなったから」 「りゃんめんにゅーろんでは出来ない、個人的な発表の場所を持ってみたかったから」 いろいろと、立ち上げた理由を言ってはいますが、本心はやっぱりひみつです。 　　 これからも年一回ぐらいのペースで、このような形で自作を語っていければと思っています。 まだまだ語りは素人の私ですが、そのうちに少しはましになるでしょうし（笑）
初演「甘やかな十字架」パンフレットより
み群杏子が自作を語るために立ち上げたリーディングユニット。 み群は作家のほかに演者として自ら語りも行う。 　　 ★主な作品 ・「甘やかな十字架」 ・「みみずく町異聞」
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