登場人物　男　5・女　3 上演時間約1時間20分 　　 　　 　時の流れから取り残されたような古いアパート「森陰アパートメント」。不思議なカバンに誘われて、ひとりの女が迷い込みます。そこに暮らす住人たちと猫と幽霊…。アパートの庭の大きな木の下で行われるお茶会と月と音楽。女はそこで大切な何かをみつけます…。 　　 　りゃんめんでの最後の作品になりました。寂しくなった庭の木に、住人たちが葉っぱを飾りつけるシーンがあるのですが、葉っぱは、私が一枚一枚（100枚くらいかな）色とりどりの毛糸で編んで、それをやっぱり毛糸の鎖編みで長ーく繋いで仕上げました。終わってすぐに捨ててしまって、写真も残っていません。ノアさんが吹いていたオカリナの音と役者さんたちの楽しそうな声が木の葉の間を渡っていく、そんなイメージだけが鮮明に残っています。
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